すぎ「やあテラッタくん、オレオレ!オレだよ。」
テラ「私が眼前にいると言うのにオレオレ詐欺を働くとは
いい度胸ですね。」
すぎ「ははは、それはちがうぞ、いい度胸ではなく『ナイス度胸』だ
それにしても、テラッタくん久しぶりじゃの。」
もはや、我々の事を覚えている人などいないでしょう」
すぎ「うむう、確かにそうじゃの~、しかし曲がりなりにも
プログラム言語あれこれのコラムも第3回を迎えて
しまった。ココまで続けてこれたのはひとえに君のおかげじゃ」
テラ「いえ、とんでもない、私はたいした活躍などはしていません。」
すぎ「うむ、まったくその通りじゃな。よく考えれば
君の活躍は大したコトはないな。それはともかく
さっそく、今回もプログラム言語の紹介いってみよ~」
テラ「アンタを殴っていいですか?」
すぎ「グフ…そういうことは、殴打する前に言ってくれ
鼻血ポタポタ出てきちゃったじゃん」
テラ「それは鼻汁ですよ」
すぎ「今回はWeb系言語特集じゃ、
まずは、『Perl』からいってみよ~。
個人が開発したプログラミング言語でC言語にた表記法に
なっておる。CGIの開発によく使われる事で有名じゃな」
テラ「先生、CGIって誰ですか?」
すぎ「テラッタ君、人の名前では無いぞ、『コモン・ゲートウェイ・
インタフェース』の略でWebページでプログラムを動かす為
の技術じゃ。ホームページなどにアクセスカウンタが付いている事
があるがあれはCGIの基本的な機能の一つじゃ。」
テラ「キリ番ゲット!とかいうあれですよね~」
すぎ「さよう、『Perl』はラリー・ウォル氏によって開発されたプログラム
言語で、テキスト操作に優れており、インタプリタ型なので、
コンパイル処理を行うことなく手軽に利用が可能じゃ
インターネットで、ユーザーからの入力を受け取り動的なページを
作成するようなシステムが、CGIとPerlスクリプトを利用して構築
されたり、Perlで記述されたスクリプトそのものが、インターネット
などで公開されさたりするなど、汎用プログラミング言語として
広く利用されているんじゃ」
テラ「素晴らしいですね~」
すぎ「さて、次は『PHP』なのじゃ~。
『PHP』は、(PHP:Hypertext Preprocessor
:PHPハイパーテキスト プリプロセッサ)の略で
動的にWebページを生成するスクリプト言語の一種じゃ
C言語、Java、Perlなどの言語をベースとして作られており、
オープンソースなので無料で使用が可能じゃ
メリットとしてはWebページ(HTMLファイル)の中に直接記述できるため、
簡単に動的なWebコンテンツが作れるんじゃ。
最近のWeb制作技術の花形じゃな。」
テラ「スクリプト言語はプログラム言語とは違うのですか?」
すぎ「スクリプト言語は機械語への変換作業を省略して簡単に実行できるようにした
ものじゃ、まあいわば『簡易プログラミング言語』じゃな
インタープリタ型のスクリプト言語だからコンパイルなどの
面倒な作業が要らんのじゃ。書いたらすぐに動かせるし。
メモ帳でも作れる」
テラ「ん?PHPってよく見ると正式名称の中にもPHPって入ってません?
PHP→PHP:Hypertext Preprocessorなんでしょ?
略語を分解したらまた略語が出てくるってなんだか変じゃないですか?
すぎ「ふむ、テラッタ君にしては良いところに気が付いたの、
こけし人形の中に同じ形のこけし人形が入っているおもちゃがあるが
あのノリじゃの。
この用に、頭文字が先頭の単語になったものを『再帰的頭字語』という
要は、深く考えるなということじゃよ」
テラ「先生も全然わかってないんですね」
すぎ「ウガ~!うるさいぞテラッタ君、桃鉄99年独りプレイの刑に
してやろうか!」
テラ「うわっ、先生やめてください、なんて残酷な事を考えてるんですか」
すぎ「とにかく、PHPはCGIと較べてサーバーの負荷も軽いし、
各種データベース(RDB)との親和性が高く、MySQLとの
連携では最もよく使われているんじゃよ」
テラ「PHPって、かなり使えるプログラム言語なんですね」
すぎ「キミの猿並みの知能でも、ようやくわかってきたようじゃの、
さて、次はRuby(ルビー)じゃ」
テラ「あの寺尾聡の?」
すぎ「それはルビーの指輪ぢゃろうが!」
テラ「ちがうの?」
すぎ「あのなRuby(ルビー)は まつもとゆきひろ氏が開発したスクリプト
言語ぢゃ。スクリプト言語の割には、かなり本格的なオブジェクト
指向の言語構造を持っており、シンプルな文法、
強力なテキスト処理能力、UNIX、MS-DOS、Windows、Mac OS、
BeOSといった様々なプラットフォームにマルチに対応している
などの特長を持っているにも関わらず、
なんと、まつもとゆきひろ氏個人で開発している
フリーソフトウェアなのじゃ。」
テラ「スゴイっすね、」
すぎ「ちなみに
解説サイトによると、Rubyの特長は以下のように定義
されている。
* シンプルな文法
* 普通のオブジェクト指向機能(クラス、メソッドコールなど)
* 特殊なオブジェクト指向機能(Mixin、特異メソッドなど)
* 演算子オーバーロード
* 例外処理機能
* イテレータとクロージャ
* ガーベージコレクタ
* ダイナミックローディング(アーキテクチャによる)
* 移植性が高い。多くのUNIX上で動くだけでなく、DOSやWindows、
Mac、BeOSなどの上でも動く
上記の特徴について、詳しく知りたい人は、是非
解説サイトを参照し
Rubyに挑戦して欲しいのう」
テラ「なんといっても国産プログラム言語ですもんね~」
すぎ「さて所でじゃ、テラッタ君、今日のプログラム言語についての
紹介はココまでなんじゃが、一つ確認しておきたい事がある」
テラ「なんすか~」
すぎ「人の話を尻を掻きながら聞くのはやめたまえ、ええいとにかくじゃ
昨日ワシの上履きにバタークリームを入れたじゃろ?」
テラ「ええ、あの上履き、先生が毎日履きにくそうにしていたので」
すぎ「確かに滑りは良くなったんじゃが、かなりベタベタして
なんだかとっても変な気分なんじゃよ」
テラ「変な気分がするんですか…恋ですよそれは、先生は恋をして
おられるんです」
すぎ「うん、それは絶対にちがうぞ、テラッタ君、
そもそも上履きにバタークリームって嫌がらせに近いじゃん」
テラ「ああ、そうですか、じゃあ、今度からミシン油にします」
すぎ「イヤ、そういう問題ではない、ワシの月星シューズに妙なモノを
入れるのを止めろといっておるんじゃ!昨年の
12月24日にはクリスマスプレゼントまで詰め込みよって!」
テラ「プラダのバックがそんなにイヤだったんですか?」
すぎ「ちがう!上履きに変なモノを入れるのを止めろと言っているんじゃ」
テラ「ええ~?じゃあ今後は先生の靴下に入れなきゃいけないんですか~
なんだか臭そう…」
すぎ「それもちがう!とにかく何も入れんでヨロシ」
テラ「ちぇっ、わかりました、先生の弁当にカボスの絞り汁を入れるのも
今日限りにします」