残飯マン「なあ…」
雑菌マン「どうしたよ?残飯マン?」
残飯マン「俺って、今後、ヒーローとしてやっていけるのかな?」
雑菌マン「どうしたんだ、弱音なんて、お前らしくないじゃん」
残飯マン「いや、この間、お腹を空かせていた、カバ的な少年に
俺が文字通り、身を削って、食べ物を与えようとしたんだよ」
雑菌マン「絵に描いたような、献身的で模範的なヒーロー像じゃん」
残飯マン「それなのに、ヤツときたら『いらねえ』とか『臭え』とか
言いやがるんだぜ?すげえ、ヘコむよ」
雑菌マン「そりゃひでえ話だな、ヘコんで当然だよ」
残飯マン「挙げ句の果てには『帰れ』だぞ、俺、2時間ばっかし
残飯マン号の中に、引きこもっちまったよ」
雑菌マン「ヘコみ過ぎだよ、大体、残飯マン号の中で何やってたんだよ」
残飯マン「2ちゃんねるで、現実逃避してたよ…」
雑菌マン「そりゃ、かなりマズい傾向にあるんじゃないかな?」
残飯マン「そうだなあ、こんな事ばっかり繰り返してたら、
俺、ニートになっちゃいそうだよ」
雑菌マン「元気だせよ、また俺と絡んでくれないと、俺まで
哀しくなっちゃうよ」
残飯マン「そうだよな、このままじゃ『哀・戦士』になっちゃうな
でも、なんで俺はヒーローなのに、こんな扱いを受けるんだろう」
雑菌マン「そりゃ、多分、『残飯』っていうのが、アレなんだよ
子供達の夢をイマイチくすぐらないんだよ」
残飯マン「やっぱし、そこがネックなのかあ…でも、俺こんな
コンピュータウイルスみたいな扱いにはもう耐えられないよ」
雑菌マン「『コンピュータウイルス』、なにそれ?細菌派のボクとしては
聞き流せない単語だな、コンピュータでも風邪をひくのかい?」
残飯マン「違うよ、『コンピュータウイルス』っていうのは
他人のコンピュータに勝手に入り込んで悪さをするプログラムで
以下の3つの機能をもつモノのことだよ。」
1、自己伝染機能
自らの機能によって他のプログラムに自らをコピーし又は
システム機能を利用して自らを他のシステムにコピーすることにより、
他のシステムに伝染する機能
2、潜伏機能
発病するための特定時刻、一定時間、処理回数等の条件を記憶
させて、条件が満たされるまで症状を出さない機能
3、発病機能
プログラムやデータ等のファイルの破壊を行ったり、コンピュータ
に異常な動作をさせる等の機能
雑菌マン「なるほど、それはいいけどなんで『ウイルス』なんだよ
『コンピュータ ミセレイニアス ジャームス(雑菌)』に
変更してくれよ」
残飯マン「思いっきり長いよ!」
雑菌マン「細菌派のボクとしては、『ウイルス』の、えこ贔屓はガマン
出来ないよ、せめて『コンピュータ バチルス(細菌)』
ぐらいはないのかい?」
残飯マン「そんな事いわれても…無いなあ、
『ワーム』とかならあるけど…」
雑菌マン「うわっ!ワームって回虫じゃん!今度は回虫びいきか!ずるいよ!
大体、ワームとウイルスってどう違うんだよ!」
残飯マン「え?違いって言われてもねえ…
『ワーム』は自己増殖を繰り返しながら破壊活動を行なう
プログラムの事で、他のプログラムに寄生するわけではなく、
単独で活動する点や、スクリプト言語やマクロなどの
簡易的な技術で作成される点などがコンピュータウイルスとは
異なる点だよ。
要は、上記の『ウイルスの定義には厳密には当てはまらないが
ウイルスと同様の感染・破壊・情報流出等の動作を行う』
というのがワームの特長だね」
雑菌マン「まったく失敬な、僕らバイ菌の話題が、全くスルーされているよ
ウイルスを作ったヤツに文句を言ってやらないと!
ねえ、ウイルスって誰が作ったんだい!」
残飯マン「う~ん、それがわからないから、みんな苦労するんだよ
どこぞの『自称ハッカー』な不心得ものが、
面白半分な愉快犯的心境で作成する事が殆どだよ」
雑菌マン「けしからん話だよ、ボクがウイルスをとっちめて
細菌の偉大さを知らしめてやる
早速アジトに帰って、土禁ちゃんと対策会議だ!」
残飯マン「ちょっと待ってくれよ、今はボクの好感度アップの方が先だよ
ボクに明日の光明が見いだせる様な対策を考えてくれよ」
雑菌マン「簡単な事だ、改名しなよ」
残飯マン「え、残飯の名前を捨てるのかい?」
雑菌マン「残飯なんだから、既に捨てられてるだろ!
いいか、キミに必要なのは、イメチェンだよ
今すぐ、少年少女の心をトキメかす様なヒーローに
変化するんだ!」
残飯マン「う~ん、わかった、考えてみるよ」
雑菌マン「カッコイイ名前を考えなよ」
残飯マン「よし、思いついた!」
雑菌マン「お、早いねえ!」
残飯マン「よし!明日からボクは『シャンパンマン』だ」
雑菌マン「…どんなヒーローなの?」
残飯マン「お腹を空かせた子供達に、シャンパンを振る舞うんだ」
雑菌マン「いたいけな子供にアルコールは、果てしなくマズイよ、考え直しなよ」
残飯マン「それなら、明日からボクは『食パンマン』だ」
雑菌マン「思いっきりカブる人がいるよ、やめときなよ」
残飯マン「じゃあ、明日からボクは『Gパンマン』だ」
雑菌マン「…どんなヒーローなの?」
残飯マン「松田勇作スタイルで、最後は『なんじゃこりゃ…」
雑菌マン「待て待て!パクリは止めようよ!オリジナルで勝負しなきゃ」
残飯マン「よっしゃ、明日からボクは『チョーパンマン』だ」
雑菌マン「最近の人たちは『チョーパン=頭突き』の意味がわからないよ」
残飯マン「じゃあ仕方ない、明日からボクは『ヒモパンマン』だ」
雑菌マン「追いつめられたからといって、下ネタに逃避するのはよくないよ」
残飯マン「う~ん、それじゃ、明日からボクは『残飯大納言』だ」
雑菌マン「改名の方向性を思いっきり間違えているよ!」
残飯マン「じゃあ、『シャブおじさん』だ」
雑菌マン「いろんな意味で、ヒーローを捨ててどうするんだよ!」
残飯マン「じゃあ、『宇宙潜艦パイルダーオフ』だ」
雑菌マン「いろんな部分が間違っているけど、差し当たって
人間を捨てるのはやめようよ!」
残飯マン「じゃあ、『やるっきゃ内藤剛士』だ」
雑菌マン「ドコから突っ込んでいいかわからないよ」
残飯マン「じゃあ、『走れ!ジョリー!トうるるるる』だ」
雑菌マン「言えてないじゃん!」
残飯マン「じゃあ、『サラリーマン』だ」
雑菌マン「それが一番、哀しいよ!」
#
by k_sugimoto
| 2005-01-11 23:30
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今日のネタは如何でしたか?
ここは、とある大学病院、緑色の服を纏った人間達が
張りつめる緊張感の中、一人の人物の登場を待っていた。
と、その時、自動ドアが左右にひらき、手袋をつけた手を
垂直に持ち上げながら、男は登場した。
雷電教授
「待たせたな、只今からオペを行う」
助手
「宜しくお願いします」
雷電教授
「メス!」
看護婦エリ
「はいっ!」
エリは、紫色の光沢を持つ物体を、素早く雷電教授へと手渡した。
雷電教授
「ん、丸みを帯びすぎてイマイチ患部が切りにくいな…
おいっ!これはメスじゃなくて『ナス』じゃないか!」
看護婦エリ
「え?ゴメンなさい、秋茄子の方が良かったですか」
雷電教授
「違うだろ!『秋茄子は嫁に喰わすな』と昔から言うだろう!
流石の私もナスでオペはできん。早くメスを渡したまえ」
エリに代わって、助手が素早くメスを手渡す。
助手
「先生!コレを使って下さい。」
雷電教授
「ウム、助かる…」
雷電教授は慣れたメスさばきでオペを進め、患部まで到達した。
雷電教授
「なるほど…原因がわかったぞ、これは『クロックアップ』の影響だな」
助手
「クロックアップ…ですか?」
雷電教授
「ああ、クロックというのはCPUの動作周波数の事で、
人間でいうと心臓の鼓動に、
音楽でいうとテンポに、
音楽室でいうとメトロノームに該当する。」
助手
「パソコンのCPUスペック表記でPentium4 2GHzとか
Celeron 1.06GHzとか記載されている『Hz』の数値の事ですね」
雷電教授
「ああ、その通りだ、クロックが早ければ、CPUの速度は早くなるが、
その分、発熱量も増大するなどCPUへの負担も大きくなる、よって、
それぞれのCPUには、標準の動作周波数が出荷時から決められている。この
動作周波数を強引に操作して早くする事を『クロックアップ』というのさ
このCPUは標準よりも遥かに周期の速いクロックで動作する様に、
ユーザに強要されていたんだな。」
助手
「なぜ、患者はそんな目にあったのでしょうか?」
雷電教授
「それはだな、クロックが早ければ、CPUの速度は早くなる、
つまり、ユーザがタダでCPUの性能を向上させようとしたのさ。
CPUは標準の動作周波数での動作を保証する為に、実際は
もう少し上の動作周波数まで耐えられる様に設計してある。
耐クロック性に、余裕が無ければトラブルも起こりやすいしな
だが、実際はどこまでのクロックアップに耐えられるのかは
個々のCPUごとに違うため、設定して試すしかないんだ」
助手
「そして患者は無理なクロックアップを強要された…と」
雷電教授
「ああ、その代償がコレさ。見ろ、患部の凄まじい発熱を」
助手
「なんて、ムゴい、ここまで熱気が立ち込めてくる」
ピロロロン!ピロロロン!
その時、観測機器から甲高いアラーム音が発せられ、
室内全体に鳴り響いた。
助手
「先生、容体、急変です」
雷電教授
「くそっ、マズい!熱暴走が始まったか、内部の電子機器が
ショートしたら、もう助からん!
おい、今すぐ『クロックダウン』を行うぞ!
『BIOS』の画面を開け!患部に風を当てろ!
ちくしょう、なんて暑さだ、おい『アセ』だ!」
看護婦エリ
「はい、どうぞ!間寛平です」
雷電教授
「バカ野郎、こいつは『アヘ』だ!」
看護婦エリ
「はい、東スポの一面です。」
雷電教授
「タコ野郎、それは『ガセ』だ!
いいからタオルを持ってこい」
看護婦エリ
「そんな、試合を中止するんですか」
雷電教授
「だれがリングに投入するといった、汗を拭くんだよ!」
看護婦エリ
「ハイ、タオルです」
雷電教授
「これは、バスタオルじゃないか!」
看護婦エリ
「違いますよ、バスローブで~す♪」
雷電教授
「ウキー!バスローブを何に使えと言うんだ~」
看護婦エリ
「イヤン♪先生のエッチ、皆まで言わせないで♪」
雷電教授
「なぜその方向へ発想が飛ぶんだ!」
助手
「エリくん、ちょっと交代しよう。先生、早く熱暴走を止めないと」
雷電教授
「あ、ああ、そうだったな『BIOS』の設定をすぐに書き換えよう」
助手
「先生、そもそも『BIOS』とはなんなのですか?」
雷電教授
「うむ、基本的な事項だが、この際、解説しておこう、
『BIOS(ベーシック・インプット・アウトプット・システム)』は、
コンピュータに接続された機器に対する基本的な入出力を制御する
プログラム群を格納した装置の事だ、通常パソコンの中の
フラッシュメモリに格納されていて、『クロック』の設定もココで制御
するんだ。」
助手
「では、速やかにクロックの設定を工場出荷時に戻しましょう」
雷電教授
「気をつけろ『BIOS』の書き換えは極めて危険な行為だ、書き換えに失敗したら
そのパソコンはおしまいだ。細心の注意を払うんだ!」
助手
「ゴクリ…はい」
ピロロロン!ピロロロン!
雷電教授
「しまった、Windowsで保護エラーが発生した!OSの動作が不安定になっている
各アプリ緊急終了、OS再起動、F2キーを押してセットアップ画面を開く
んだ!」
助手
「ダメです!OS応答しません!」
雷電教授
「ctrl+alt+delを同時に押して強制的に再起動せよ!」
助手
「ダメです!なにも反応がありません」
雷電教授
「CPUの強制クールダウンだ、冷房を強にしろ!」
看護婦エリ
「センセ、電気ショックの準備ができました!」
雷電教授
「おお気が利くな!機械を貸せ!
カウンターショックだ!さがれ!」
ボムッ!!
助手
「先生ちょっと、パソコンに電気ショックはマズいでしょ!
ボムッ!って言ってましたよ。煙ででるし…」
看護婦エリ
「センセ、ご愁傷様です」
雷電教授
「ぐはあ、お前のせいだろ!」
看護婦エリ
「これがホントの電気ショ~ック。」
雷電教授
「お前が言うな~」
看護婦エリ
「先生、CPUの前に、まずご自分が頭を冷やさないと♪」
雷電教授
「うるさ~い」
(今回のコラムは過去のコラムのリメイクです)
#
by k_sugimoto
| 2005-01-10 23:39
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今日のネタは如何でしたか?
(今回のコラムは過去のコラムのリメイクです)
店員「いらっしゃいませ~」
お客「ええっと、じゃあ、取りあえずビールで」
店員「取りビーでございますね、ありがとうございます」
お客「略すなよ!」
店員「ご一緒にポテトはいかがでしょうか?」
お客「イヤ、マクドナルドじゃなんだから!ポテト勧めてどうすんだよ!
最初はお通しを出してよ」
店員「仮死困りました~」
お客「変な漢字を当てるんじゃない!」
~5分後~
店員「お待たせしました~ご注文のポテトで~す」
お客「だから、ポテトは頼んでないって言ってるだろうがよ!」
店員「ああ、Lサイズでしたか」
お客「大きさの問題じゃねえよ!」
店員「では、ご注文お願いしま~す」
お客「先にビールをもってこいよ!ったく…
んで、この店のオススメは何なの?」
店員「真空管でございます」
お客「せめて、食い物を言え」
店員「真空管とは、真空のガラス管内に電子を飛ばす装置でございます。
真空管には大きく分けて二つの働きがあり。
一つは交流電源を直流にするための整流機能、
もう一つはなんらかの信号を増幅するための機能になります。
真空管は、ヒーターで暖められたカソード(陰極)から飛び出した
電子がプレート(陽極)に飛びつくのを、グリッド(制御格子)
電圧で制御するという動作をしております。
この素子で、最初のコンピュータは作られましてございます。」
お客「俺の話を聞こう!な!俺は、オススメの料理を教えろって言ってるんだよ!」
店員「ポテトでございます」
お客「ポテト喰いたいんだったら、マクドナルドに行ってるよ!
ここは居酒屋なんだから、酒のつまみを紹介しろと言ってるんだよ!」
店員「ああ、トランジスタでございますね」
お客「だから、違うって言ってんだろ!トランジスタで腹がふくれるのか!」
店員「クスクス、お客さん、ご存じないんですか?トランジスタには増幅機能が
あるんですよ、っていうか増幅機能を持った半導体素子がトランジスタ
なんです。トランジスタは1947年にアメリカのベル研究所で開発
された。真空管に代わる電子素子で、P型半導体とN型半導体の
2つのダイオードを組み合わせた構造になっています。よって、
トランジスタはP型とN型のそれぞれの半導体にもう1つ半導体に
組み合わせた電子部品と言うことになります。
その種類はP型半導体をN型半導体で挟んだNPN型トランジスタと
N型半導体をP型半導体で挟んだPNP型トランジスタの
2種類が存在するんです。」
お客「それがどうしたんだよ、電気が増幅されたら、俺の空腹は
満たされるのか!」
店員「お客さんの場合、ハラを満たすよりも、頭脳の知識を満たす方が
先のような気がします」
お客「うるせ~、酒と食い物さっさと持ってこーい!」
~5分後~
店員「お待たせしました~ご注文のICで~す」
お客「バカかテメーわ!こんな鉄の塊、俺の胃袋でも消化できねえよ!」
店員「しかし、ICは人の世に無くてはならないものなのです」
お客「今、この時点の俺にとっては必要ないんだよ!」
店員「お客さん、落ち着いて下さい!」
お客「お前がまともなシロモノを持ってきたら、すぐにでも落ち着けるんだよ!」
店員「でも…、でも…」
お客「でも、何だ?」
店員「ICって言うのは、シリコンの板の上にトランジスタや抵抗などの素子
をいくつも配置し、全体として一つの機能を持たせたもので、
日本語では、集積回路というんです。」
お客「ウキー、オメエじゃ話にナラネー!絶対にナラネー!
おい、店長読んでこい!店長!」
店員「はあ、わかりました…」
~5分後~
店長「どうしたんですか?」
お客「アンタらの社員教育はどうなってるんだよ!」
店長「スミマセン、お客さん、しかし、ICというのは、トランジスタ、抵抗、
コンデンサ、ダイオードなどの素子を集めて基板の上に装着し、
各種の機能を持たせた電子回路なんですよ。」
お客「店長~!お前もか~!」
店長「ええ、近年ではトランジスタの小型化が急速に進み、ICの集積度は
指数関数的に上昇しているんです。1959年に考案され、
現在では様々な機器に組み込まれているんですよ。」
お客「はあ、コイツらには、ナニを言っても無駄なのか?」
店長「そういえば、1チップに収められたICのうち、
素子の集積度が1000個~10000個のものを
LSI (大規模集積回路)って言うんだよね~♪バイトくん♪」
店員「更に、1チップに収められたICのうち、
素子の集積度が10000個を超えるものを
VLSI 超大規模集積回路)って言うんですよね~♪てんちょ~♪」
店長「はっはっは、やるなあ、バイトくん」
店員「えっへっへ、これでお客さんも大満足ですね~♪てんちょ~♪」
お客「んなわきゃねーだろ! いいからアルコールを持ってきてくれよ!」
店員「かしこまりました、どうぞ!」
お客「なんで、ウィスキーボンボンを持ってくるんだよ!」
店員「アルコールが入ってましたので」
お客「もういいよ、ウィスキーボンボンで…じゃあ、枝豆を持ってきてよ」
店員「かしこまりました、どうぞ!」
お客「これグリンピースじゃんよ!」
店員「ええ、ミックスベジタブルから抜きだすのは大変でした。」
お客「限りなく意味のない行為に粉骨砕身するなよ」
店員「すいません、すぐにニンジンとコーンも追加します」
お客「もういいよ、グリンピースで…じゃあ、ソーセージを持ってきてよ」
店員「かしこまりました、どうぞ!」
お客「なんで、魚肉ソーセージなんだよ、もっとビアにぴったりマッチング
したソーセージにしてくれよ!」
店員「え?そうなんですか?失礼しました、すぐにマチ子先生を連れてきます」
お客「それじゃマッチングじゃなくてマイッチングになっちゃうじゃんよ!
もう、ソーセージはいいから、ホッケも持ってきてよ」
店員「かしこまりました、ヽ(`Д´)ノ ホッキアゲ !」
お客「それは、ホッキ貝じゃんよ!お前は2ちゃんネラ~かよ!」
店員「え?失礼しました、じゃあ、ホッケって何なんですか?」
お客「寝ボッケた事言うなよ、お前はそんなことも知らないのかよ!
北海道の人に刺されるぞ!」
店員「もう、慣れました」
お客「慣れんなよ! もういいよ、じゃあ、チヂミ持ってきてよ」
店員「かしこまりました、どうぞ!」
お客「やるとは思ってたけど、なんでシジミ持ってくるんだよ
しかも生じゃん!せめて、おみおつけにしてもってこいよ」
店員「そうでした、ジ~ン」
お客「しみじみすんなよ」
店員「お客さん、私、なんだか楽しくなってきました」
お客「俺はだんだん不愉快になってきたよ」
店員「よかったですねえ」
お客「良くないだろ、なんかウィスキーボンボン、スゲエ甘ったるいよ」
店員「そうですか、なんなら、日本酒と交換しましょうか?」
お客「初めからそうしてくれよ~」
店員「かしこまりました、どうぞ!」
お客「なんで、樽ごと持ってくるんだよ~、今から鏡割りしないと
いけないじゃんよ~」
店員「ハイ、ハンマーです」
お客「いいよ、さすがの俺も、浴びる程は飲めないよ~」
店員「そうですか、じゃあ、ブランデーと交換しましょうか?」
お客「そうしてもらえると助かるよ~」
店員「かしこまりました、どうぞ!」
お客「何で、セントバーナードが、首の小ダルに入れて持ってくるんだよ~
俺は、雪山の遭難者かよ!」
店員「さあ、パトラッシュ、お客様を、天上(ヴァルハラ)にお連れしなさい」
お客「色んな意味で間違っているぞ!」
#
by k_sugimoto
| 2005-01-09 23:42
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今日のネタは如何でしたか?
#
by k_sugimoto
| 2005-01-08 23:28
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今日のネタは如何でしたか?
登場人物:
ムネニくん…このコラムの背景に出没する背が高い方のヒヨコ(兄)
モモニくん…ムネニくんの弟で、可愛い口調とは裏腹に、邪悪な性格
ムネニ「皆さん、明けましておめでとうございます」
モモニ「お兄ちゃん、遅いでちゅ!刑事ドラマの応援のパトカー以上に
遅いでちゅ、既にみんな七草粥をすすっている時期
なんでちゅよ」
ムネニ「まあ、そういうなよ、今年は酉年、まさに俺たちの年だ」
モモニ「干支の事なんて、みんな年賀状のくじ抽選が終わって、
切手シートを貰った時点ですっかり忘れてしまうでちゅ」
ムネニ「嫌な事を言うなよ、確かにその通りだけどさ…
でも、せめて1月の間くらい
なんか、こう、気分的に『俺たちの時代だっ!』って
気分で、いたいじゃん」
モモニ「何を言ってるんでちゅか、お兄ちゃん!
時代は常に怒濤の勢いで流れているんでちゅよ
お兄ちゃんの様な、ぬるま湯的発想には
鳥肌が立ちそうでちゅ!」
ムネニ「俺たちトリなんだから、元々トリハダじゃん」
モモニ「うるさいでちゅ、今日はプログラムの基礎についての
解説のアルバイトなんでちゅ、ちょっとした小金を稼ぐ
為にも、今日も頑張るでちゅ!お兄ちゃん!」
ムネニ「やれやれ、仕方ないなあ、っていうか、プログラムを
一言で説明すると、どう言ったらいいんだろうな?」
モモニ「コンピュータの操作を具体的に命令する為の
命令文の集まりの事でちゅ!」
ムネニ「ああ、なるへそ、そういう表現もアリだな
プログラムの主な役割は、コンピュータを操作する事と
計算する事だからな」
モモニ「その為に『変数』と言われるデータを入れる為のハコを
使用するのが特徴的でちゅ、プログラムの初心者は
ココでつまづいてしまうでちゅ」
ムネニ「そうだな、『A=1』という記述を見ても、
『なんでAと1が同じになるのよ!』
って思っちゃうだろうからな」
モモニ「プログラムで『A=1』とか書かれている場合は、
『Aというハコに1の数字を格納しなさい』という意味
なんでちゅ。」
ムネニ「『A=A+1』なんて書いてあったら、ますます混乱するだろうな」
モモニ「これは、『Aというハコに入っている数字に1を加算しなさい』
という意味でちゅ、最近のプログラム(C言語とかJavaとか)
では、『A++』という書き方をする事もできるから、
少しだけわかり易くなったでちゅ」
ムネニ「『=』は数学の等号の意味だけでなく、変数(データのハコ)に
代入する時にも使用するからわかりにくいんだよな、
代入式も『A←1』って書けるとわかりやすいのにな」
モモニ「そうでちゅね、プログラムは基本的に『コンピュータを操作する』
部分は言語毎に違うし、色々と構文の文法を覚えないといけないけど
『計算する』部分は、基本的な考え方はどの言語も一緒でちゅ
これを『アルゴリズム』と言うのでちゅ」
ムネニ「アルゴリズムの部分は難しく思われがちだけど、基礎的要素と
しては、『処理』『選択』『反復』のわずか3つの要素で
処理を行う事ができるんだよな
ちょっと、以下にプログラムの例を記述して見ようかな」
(プログラム1:処理)
NAME= 権太 '変数NAMEに権太を代入
AGE= 20 + 15 '年齢を計算
PRINT NAME AGE '変数NAMEを出力
(プログラム1結果)
権太 35
(プログラム2:選択)
IF 権太=ニワトリ THEN 'もし、権太がニワトリだったら?
NAKIGOE=”コケコッコー” '鳴き声はコケコッコーとする
ELSE 'でも、そうじゃなかったら?
NAKIGOE=”なんでやねん!”'鳴き声はなんでやねん!とする
PRINT NAKIGOE '鳴き声を出力する
(プログラム2結果)
なんでやねん!
(プログラム3:反復)
FOR COUNT 1 TO 3 '変数COUNTを1から3までの間ループする
PRINT COUNT ' 変数COUNTをを出力する
NEXT COUNT '変数COUNTを1増加してループ
FOR COUNT 1 TO 2 '変数COUNTを1から2までの間ループする
PRINT ”ハッスル!” 'ハッスル!という文字を出力する。
NEXT COUNT '変数COUNTを1増加してループ
(プログラム3結果)
1 2 3 ハッスル!ハッスル!
ムネニ「ちなみに、上記のプログラム言語は架空のものだ
構文的には昔のベーシックを手本にしている」
モモニ「プログラムは奥が深いから、詳しく解説すると、難解に
なってしまうでちゅ、今日の解説はコレくらいにしておくでちゅ」
ムネニ「はあ、新年の初仕事も終わったな」
モモニ「お兄ちゃん、八草粥でも食べるでちゅ」
ムネニ「ん?」
モモニ「なにか疑問でもあるんでちゅか?」
ムネニ「草が一つ多いぞ?七草粥っていったら
『セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ
・スズナ・スズシロ』の7つだろ?
モモニ「お兄ちゃん、古いでちゅ、これからの時代は八草粥でちゅ」
ムネニ「何を入れるんだよ」
モモニ「最初に、『ベーコン』でちゅ」
ムネニ「草じゃないじゃん!」
モモニ「次に『ちんすこう』でちゅ」
ムネニ「甘いじゃん!」
モモニ「そして、『鼻メガネ』でちゅ」
ムネニ「食べ物じゃないじゃん!」
モモニ「更に『気合い』でちゅ」
ムネニ「物質ですらないじゃん!」
モモニ「その上で、『トリカブト』でちゅ」
ムネニ「毒じゃん!」
モモニ「そして、充分煮込んだあと、『生米』でちゅ」
ムネニ「順番思いっきり逆じゃん」
モモニ「更にたたみ掛けるように、『@:][^\-』でちゅ」
ムネニ「読めないじゃん!」
モモニ「仕上げに火を止めて、『お兄ちゃん』でちゅ」
ムネニ「俺を喰う気かよ!しかも生で!」
モモニ「オマケに『ハギ、キキョウ、クズ、ナデシコ、オバナ、
オミナエシ、フジバカマ 』を投入して完成でちゅ」
ムネニ「秋の七草を入れるなよ!しかも、ドコが八草粥なんだよ!」
モモニ「『秋の七草』と『トリカブト』で八草粥でちゅ」
ムネニ「そんなもの喰えるか!俺を殺す気か!」
モモニ「心配ないでちゅ、お兄ちゃんは食材だから、食べる必要はないでちゅ」
#
by k_sugimoto
| 2005-01-07 23:27
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今日のネタは如何でしたか?