*現在10000hit記念特別企画中
本日のコラムは、
パソコン(特にオフィス関連)の知識をわかりやすく解説しておられ、
のリクエストによるものです。
(キャスト)
権太くん … 背景又は画像枠に生息するクマ
エリザベー㌧ … 背景又は画像枠に生息する分身可能な子豚
すぎエモン … このコラムの作者
権太くん
「ついにこの日が来たな…」
エリザベー㌧
「ああ、まず、わらわの前に傅(かしづ)くがよいわさ」
権太くん
「なんでやねん、このブタ!」
エリザベー㌧
「キー、かわいい子豚であるこのわらわをブタ呼ばわりするとは、何事じゃ~」
権太くん
「生物学上、思いっきり、合致してるやないかい!」
すぎエモン
「まあまあ、二人ともじゃれ合うのはそれくらいにして、
今日は折角のお二人の記念のコラボレーションなんですから
協力していきましょう」
権太くん
「じゃれ合ってへんわ!こんなヤツと協力できるかい!
なんやお前は、作者の分際で、スッこんどれい!」
エリザベー㌧
「正直、お呼びでないわさ、控えておりゃ!」
すぎエモン
「は・は・は…、相変わらず口が悪いですね、では今日のお題は
フォールト・トレランス技術の中で定義されている、
『フェールソフトとフェールセーフ』についてです、お二人とも
『フェールソフト』は、障害を起こしても、最小限の構成で
運転を続けようとする技術で耐障害技術で、
『フェールセーフ』は、障害発生時に、被害を最小限にとどめるよう
より危険の少ない状態になるよう、工夫しておくという安全思想技術
である事はご存じかと思います。そこで、これらに実例を挙げて
わかりやすく解説して下さい。
例えば、ATMで説明する場合ですが、
ATMで1万円札が無くなった場合は。
フェールソフトなら、千円札5千円札を駆使し、一万円をだす機能を
中止して、ATMの機能を続けようとしますし、
フェールセーフの場合、一万円札が使えないと判ったら、ATMの機能
を中止する、といった感じですね。」
権太くん
「なんで、そないな面倒くさいことせなアカンねん!」
エリザベー㌧
「オホホ、そんなこと言って、都合良く逃げる気じゃな、肉食獣の割には
臆病なコトじゃ…オホホ」
権太くん
「なんやて、もういっぺん言ってみい、よっしゃ受けて立ったるわ!」
~権太くん VS エリザベー㌧ ラウンド1~
【お題:フェールソフトとフェールセーフを実例を挙げて解説せよ】
権太くん
「フェールソフトは、飛行機のエンジンがコレに該当するな。
つまり、飛行機のエンジンは4機ついているんやけど、
1機になっても航行は可能なんや。この考えはフェールソフトと
マッチしとるわ、どや、わかったか!」
エリザベー㌧
「フェールセーフについては、信号機がこれに該当するのじゃ、
つまり実際に信号機が故障したときは、絶対に赤信号のランプが点灯し、
無意味な事故が起こりにくい設計になっておるのじゃ。
これをフェールセーフと言わずしてなんと言おう」
~権太くん VS エリザベー㌧ ラウンド2~
権太くん
「銀行の預金を分散させて預金することや、財布を幾つかに分けて
持つ事もフェールセーフの一種かも知れんのう、あれは一カ所の
銀行が潰れたり、一カ所の口座が不正手段によって全額引き下ろされた
ときや、財布を盗難、紛失したときも、財政に致命的な打撃を受けない
用にする工夫やからのう」
エリザベー㌧
「最近のガスコンロはお鍋が吹きこぼれた時には自動的に火が消えて
ガスも止まって、火災やガス爆発が起こりにくい構造になっておる
他にも、洗濯機は脱水中にフタを開けると、自動的に回転が停止して
手を巻き込みにくい構造になっている、さらに電子レンジは、ドアを
開けた瞬間に、動作が停止する様になっておる、これらは全て
フェールセーフの考え方じゃ」
~権太くん VS エリザベー㌧ ラウンド3~
権太くん
「二股、三股で男と付き合っとる女も、ある意味、フェールソフトやな
例え1人の男に逃げられても、まだ替わりはいくらでも居るから
男との付き合いを続けていく事ができんねん。ちなみに四股は
4人と同時に付き合うことやないで、四股(シコ)はスモウの踏ん張り
のことや、間違えんといてや」
エリザベー㌧
「そういえば『俺は誰も信用していない』とか『もう誰も愛さない』と
いう吉田栄作的考え方は、ある意味フェールセーフじゃのう
あれは、人に裏切られたときなんかに自分が傷つかない用にする
一種の保険手段じゃ。心の弱い人間とは哀しいものじゃな。」
すぎエモン
「エリザベー㌧さん、辛口っすねえ」
~権太くん VS エリザベー㌧ ラウンド4~
権太くん
「スポーツで考えると、怪我人がでた場合に、定員割れでも
プレーを続けようとするルールの場合、フェールソフトで、
速攻で試合を中止させるルールがフェールセーフやな」
エリザベー㌧
「釣りに行ったお父さんが、ショボい小魚が少ししかつれなかった場合
なんとか、わずかな小魚で苦心して料理するお母さんはフェールソフトで、
このお父さんの不甲斐ない結果も予測して、あらかじめ魚屋で魚を買って
おいたお母さんはフェールセーフと言うことになるのう」
すぎエモン
「エリザベー㌧さん、なんか微妙にフェールセーフの例えが違うような…」
エリザベー㌧
「お前は、イチイチうるさいのじゃ!」
権太くん
「そうだぞ、細かいツッコミで、ワシらの闘いを萎縮させても面白くも
なんともないわ、エリザベー㌧の例えはたとえ正しくなくても
勢いがあって、ええネタやったわ」
エリザベー㌧
「おお、ゴンタ!お前は、以外と話のわかるヤツじゃのう」
権太くん
「ジ~ン、ワシをゴンブト呼ばわりせず、ゴンタと呼んでくれるのか!
感動や!ワシ」
エリザベー㌧
「なんと、その様な些細な事で感涙にむせぶとは…憂いヤツじゃ」
権太くん
「エリザベー㌧はん、アンタとはウマくやっていけそうや」
エリザベー㌧
「そうか、そうか、こっちへ来やりゃ、ゴロゴロしてやろうからに」
権太くん
「ニャーン、ゴロゴロ」
エリザベー㌧
「おうおう、可愛いのう、まるで子犬のようじゃ。じゃあ権太や、
明日からも、わらわとおぬしはいつも一緒じゃ、
おぬしは左上の枠内で、わらわは背景で、これからも宜しく
たのむぞよ」
権太くん
「ちょっと待たんかい!なんでワシがスモールサイズやねん」
エリザベー㌧
「お前を背景にしてやったとしてもも、すぐにスクロールアウト
してしまうから『ブタに真珠』なのじゃ」
権太くん
「ブタはお前じゃ~!」