外人 「おお~、テンプラ、サシミ、スシ、ゲイシャ
どれもオイシイデ~ス」
日本人「芸者は、食べ物じゃないぞ?」
外人 「おお~、それに、カブキ、スモウ、ジョウルリ、ハラキリ
どれも、ウツクシイ文化デ~ス」
日本人「切腹が紛れ込んでいるぞ!美しいのか?」
外人 「おお~、それに、『バンザイ』という言葉は大好きデ~ス」
日本人「変な言葉が好きなんだな?」
外人 「『バンザイ』とは、『トツゲキ』の事だから、とっても勇ましいデ~ス」
日本人「同じ意味じゃねえよ!」
外人 「サムライ ニッポン アワテテ 飛ぶな!」
日本人「はあ?」
外人 「ワタシが、とっても、大好きな『コトワザ』デ~ス」
日本人「ねえよ!そんな諺」
外人 「それに、カラオケ、ゲーム、ウォークマン、ショーグン
ニッポンの技術は全部スバラシいデ~ス」
日本人「将軍は余計だよ」
外人 「オオエド ショーグン 押されて 泣くな」
日本人「変な日本語をねつ造するな!」
外人 「失礼しました、でも日本の技術はスバらしいデ~ス、
次世代DVDも、日本が仕様がベースになっていマ~ス」
日本人「ああ、そうだな」
外人 「全く、『HD DVD』はスバラシイ、早く登場して欲しいデ~ス」
日本人「は?『HD DVD』?なにそれ」
外人 「次世代のDVD規格デ~ス」
日本人「次世代のDVD規格は『ブルーレイディスク』だろ?」
外人 「オオ~、アナタ頭悪い、次世代のDVD規格は東芝とNECが共同提案した
DVDの後継となる大容量光ディスクの規格の『HD DVD』でしょ!」
日本人「はあ?次世代のDVD規格は、ソニー、松下電器産業など9社が共同策定した
『ブルーレイディスク』だろ?すぎエモンのITコラムでも昔
外人 「オオ~わかりました、『HD DVD』『ブルーレイディスク』は
次世代のDVD規格の座を争って、闘争中なんですよ多分
昔のビデオで言うと『VHS』と『ベータ』みたいなものデ~ス」
日本人「例えが悪いよ、それじゃ『ブルーレイディスク』=『ベータ』
見たいな認識になっちゃうだろ!」
外人 「オオ~どちらも、ソニーが大きく係わっているので、その例えで
全然問題ないデ~ス。そもそも『HD DVD』は従来のDVD
との互換性が非常に高く、
DVD機器の上位互換機種としてHD DVD機器を開発するのが
容易になっていマ~ス。また、HD DVDメディアの生産設備も
DVDメディアのものを流用でき、設備投資を抑えることが
できるのデ~ス。
現行のDVD規格との互換性をほとんど持たない『ブルーレイディスク』
とは、雲泥の差デ~ス。」
日本人「そ、そこまで互換性にこだわったんなら、容量はさぞ少ないんだろうな
『ブルーレイディスク』は記録容量は最大27GBなんだぞ」
外人 「『HD DVD』の記録容量は、読み出し専用のHD DVD-ROM規格
では片面単層で15GB、2層で30GBの記憶容量がありマ~ス
書き換え可能型規格では、片面単層20GB、2層で40GBとなりマ~ス。」
日本人「なんだと、『ブルーレイディスク』と『HD DVD』は容量的にも
遜色がないじゃないか!」
外人 「ハア、しかし『HD DVD』製品の市場投入において対抗規格である
『ブルーレイディスク』に後れを取っていマ~ス。
互換性の高さと生産性のよさを武器に巻き返しを図るでしょうが、
両者の勝負の行方は、まだ誰にもわっかりましぇーん」
日本人「そうか、次世代DVD規格も二つに割れるのか…
競争原理が働いて値段が下がり、品質の向上が見込めるのはいいが
市場の混乱による『ベータの悲劇』の二の舞はゴメンだな」
外人 「おお、ベータですか~、ワタシもアルプスの少女ハイジは大好き
でしたネ~」
日本人「それは、ペータだよ!」
外人 「おお、失礼!でも、ニッポンのアニメは大好きです、
ドラゴンボール、ヤマト、トトロ、ポケモン、ヘンタイ
みんな素晴らしいデ~ス」
日本人「最後に言った、ヘンタイって、明らかにアニメじゃないだろ?」
外人 「おう、ごめんなさい、ヤマト ナデシコ フジヤマ ドカ~ン」
日本人「だから、変な日本語をねつ造するなと言っている!」
外人 「おう、あなたセッカチ、マユゲが、ボーン!」
日本人「ウキ~、バカにしてんのか!」
外人 「とんでもない、俳句を詠んでみただけデ~ス」
日本人「微塵も俳句になってないんだよ!」
外人 「日本の俳人、バショウ、マサオカ、トモゾウ、みんなグレート
ワタシも見習いたいデ~ス」
日本人「松尾芭蕉と正岡子規はいいとして、トモゾウって誰だ?」
外人 「心の俳句を詠む、素晴らしい人物デ~ス、ちびまる子ちゃんに出てましタ~」
日本人「まる子のおじいちゃんかよ!」
外人 「ワタシもあの人の様な、素晴らしい廃人になれるでしょうか?」
日本人「俳人だろうがよ!廃人になってどうする!
お前のキャラから言って、せめてダニエル・カールを目指せよ」
外人 「おお、ミスター・カール!ワタシたちの希望の星ですね」
日本人「そうなのか?」
外人 「そうで~す、ケントギルバード、ケントデリカット、チャックウィルソン
ポール牧、ピエール瀧、ジョニー大倉、みんなワタシたちの希望の星です」
日本人「後半、全員日本人だったぞ?」
外人 「おお、細かい事は気にしないで下さい。」
日本人「全力でアバウトなんだな」
外人 「わたし、アナタにお願いがあります」
日本人「なんだ?」
外人 「私、どうしても『ハラキリ』が見たいのデ~ス」
日本人「嫌な要望だな」
外人 「無理デスカ?」
日本人「いや、お安いご用だ。」
外人 「おお、あなたブシドーね、是非お願いシマ~ス」
日本人「じゃあ、どこかに晩飯を喰いに行こうか、俺がオゴるよ」
外人 「おお、『ハラキリ』はどうしたのですが?」
日本人「夕食の会計で俺が金を払うまで待ってな、
日本ではこれを『自腹を切る』っていうんだぜ」