(今回はゲーム編をお届けします)
・ハメる
→コラ、誰ですか!イヤラシイ想像をしたのは(笑)
「ハメる」とは、対戦ゲーム等で、相手を特定の必勝パターンに
追い込んで、手も足も出ない状態にしてしまうことです。
勝つためには非常に有効な手段ですが、
これに手を染めると、非常に嫌われます。
・クソゲー
→つまらないゲーム、腹が立つゲームを端的に表す言葉です。
ゲームソフトと言うのは非常に高価で、子供のお小遣い程度では
そうそう何本も買えるものではありません。
よって、期待を込めて、小遣いをはたいて購入したゲームが
非常に低品質だったり、難解過ぎたり、つまらなかったりすると
やるせない怒りが心頭より発するわけです。
そして、彼らは行き場のない怒りを、この言葉に込めて、
こう言い捨てるワケです。「あのゲーム?クソゲーだよ!」
・凶箱
→Microsoft社より発売された、不吉な黒い箱の事、
実際に箱の上部に緑色で×の字が禍々しく刻まれている
その四角に刻まれた×の形状を差して、人々はいつしか
これを「凶箱」と呼ぶ様になった、
ただし、海外では「えっくす箱」と呼ぶらしい。
形状は以外と大きく、そして重い。
伝説によると、某世界一の大金持ちが、自分の趣味で
作成したらしいが、不思議なことに、日本では
哀しい程に人気がない。
このマシンを見るたび、日本の家庭用ゲーム機産業が
いかに成熟してハイレベルかという事を思い知る。
・□エニ
→「ろえに」ではなく「スクエニ」と呼びます。
主に2ちゃんねる等で使用される「スクウェア・エニックス」
の略称です。スクウェアという言葉が四角を表す言葉である
為に、「□」が略称として使用されます。カタカナの「ロ」
ではありませんので、ご注意下さい。
・スーマリ
→スーパーマリオブラザーズの事
決して、「スーさん、マリファナ疑惑?」の事では
ありません。
・メガテン
→ドラクエの自爆呪文の事です。
…って、それは「メガンテ」でした…
アトラスの人気PRG「女神転生シリーズ」の
略称です。
・レバガチャ
→「レバーを食べるガッチャン」の事だと思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。
「レバニラ炒めがちゃんとつくれません!」の事だと
思いこんでいる人もいるかもしれませんが、それも
違います。
ゲームセンターなどにおいて、レバーを無作為にガチャガチャと
動かす行為を「レバガチャ」と言います。
主に、対戦格闘ゲームなどで、相手に不利な状況に陥れられた
時に、どんなボタンやどんなキー方向の入力でもいいので
とにかく入力行為を繰り返し行う事によって、
回復時間を早める事があり、この場合に使われる事が多いです。
家庭用ゲーム機に置いては同様の行為は「キーガチャ」と
呼ぶべきなのでしょうが、呼び分けが面倒なので、
コチラも「レバガチャ」と呼ばれる事が多いです。
・ウソテク
→その昔、「ファミリーコンピュータマガジン(通称ファミマガ)」
という雑誌にてゲームソフトの裏技を公開するコーナが
ありましたが、このコーナは毎回50個の裏技に1つのウソの
裏技を追加掲載して、そのウソ記事を読者に当ててもらうという
形式がありました。見事的中させた読者には抽選で景品が貰える
様になっていたのですが、このウソテクが以外に難解で
検証しようとする子供達の時間を幾たびも強奪していきました。
一説にはゲームソフトメーカと結託して、本物と見紛う程の
ウソ画面をねつ造していたという噂もあります。
例えば、以下の様な伝説のウソテクが登場しました。
・スーパーマリオブラザーズでファイヤーフラワーを
36個連続でとれば1UPする
・隠しコマンドでスペランカーを無敵にできる。
・Bダッシュ
→スーパーマリオブラザーズでBボタンを押しながら
進むと早くダッシュする事ができるから、作られた言葉です。
説明書にBダッシュと書いてあるわけではないのですが
いつの間にか、全ての人々の記憶の中にこびりついて
しまいました。
そういえば、スーパファミコンの「スーパーマリオワールド」では、
Yボタンを使ってダッシュするのですが、ファミコン世代の
人たちは、これを何ダッシュと呼んだのでしょうか…
・ああああ
→RPGなどで、いい加減に作られる時のキャラクターの氏名
大概は装備品をはぎ取られ、所持金を奪われて、身ぐるみ
剥がされた状態で、削除されてしまう哀れな人物。
気の利いたRPGでは、この様ないい加減な名称が
許されない場合もあるが、結局「いいい」だの「ああい」
だのといった、別のいい加減な名称を付けられてしまう。
・せんとうふのう
→死んでしまうと、イベントに絡めなくなる。
でも、HPが0なのに平然としているのもオカシイ。
この難解な二律背反をアッサリと解決してしまった
開発側にとって非常に便利なステータス異常状態。
主にスクウェア(現スクウェア・エニックス)が多用する
・ぐふっ!
→主にドラクエで、死の瞬間を端的に表す為に多用される断末魔
特に初期の作品では、無名の兵士等が頻繁に使用してくれる。
文字数が少ない所が、容量の少ないファミコンカセット等に
対して、非常に優しい言葉である。