アナログとデジタルの違い ~例えればわかりやすいカモ編~
皆様ご機嫌よろしゅうございますでしょうか?
今日は『アナログ』と『デジタル』の違いについてのコラムを書きたいと
思います。しかし、そもそも、『アナログ』、『デジタル』とは、どのような
意味があるのでしょうか?
1.『アナログ』、『デジタル』ってナニ?
『デジタル』はデータが『離散的』であるという事です。
この反対の言葉が『アナログ』で、データが『連続的』で
あるという考え方になります。
つまり、アナログはどんな数値でも扱えるけど曖昧にしか表現できない。
反対に、デジタルは、表現できない数値もあるけど、
データをハッキリ正確に表現できる
という事になります、もともとコンピュータもデジタル構造だから
デジタル表現と相性がいいのです。
2.どんな物がアナログ?
以下の様な物がアナログの代表例でしょう。
『アナログ時計』
→短針と長針を持つおなじみの時計です、ただし、秒針がついており
これが、秒刻みでカクカク動く物は厳密にアナログとは言えません。
『計算尺』
→現在これを使って計算を行う人は皆無なのでなじみは薄いかもしれませんが
アポロ13を見た人は知っている人もいるかも知れません。
NASAの管制ルームにいた人たちが、必死に計算を行う時に使っていた
動く目盛りの付いた物差しの様なものです。
『物差し』
→物差し、分度器、定規なんかはアナログ計測になりますね。
3.じゃあ、どんな物がデジタル?
以下の様な物がデジタルの代表例でしょう。
『デジタル時計』
→液晶で数字表示される時計です、Gショックでわずかな希望を繋いだ
ものの、いつまで経っても人気がないですね。
『そろばん』
→古い計算器具なのでアナログと思われがちですが、数値を離散的に扱う
という意味でデジタル計算機の走りになります。
『コンピュータ』
→そもそも、コンピュータは0と1の区別しか付いていません。
もっとも低レベルな機械語は、0と1のみで記述されます。
現在のデジタル世界の花形ですね。
4.もっとわかりやすく、『アナログ』、『デジタル』を例えてよ
・道でいうと『階段』と『坂』
→『階段』がデジタルで、『坂』がアナログです。
・服でいうと『ボタン』と『ファスナー』
→『ボタン』は数が決まっているのでデジタル、
『ファスナー』は連続的に動かす事ができるのでアナログです。
・管楽器でいうと『トランペット』と『トロンボーン』
→『トランペット』がデジタルで、『トロンボーン』がアナログです。
5.じゃあこれは『アナログ』なの?『デジタル』なの?
・ジャンケン
→勝ち負けが、ハッキリと判明するのでデジタルと言えます。
・とろろ
→あのネバネバ感は、アナログでしょう。
・ジャイアン
→いきなり難易度が高くなりましたね…
お前の物は俺の物、俺の物は俺の物、という割り切りの良さは
ある意味デジタルなのかもしれません。
・ガッツ石松
→数値化出来ないガッツパワーはある意味アナログとも言えます。
・ポパイ
→彼の身体的状態は、ほうれんそうの有無だけで左右されるので
デジタルっぽいです。
・ブラザー魂
→友情の熱量、すなわちブラザー魂(ソウル)は、無限だぜベイベー!
なのでアナログ
・修学旅行の消灯時間
→厳守する人間は一人もいない程アバウトなのでアナログでしょうね。
・オカマ
→男なんだか女なんだかの境界線がなんとなくアナログ
・場末のスナック
→客のまばらさが、哀しくもデジタル
・ぼったくりバー
→間違いなく、カモにされるから…デジタルかな…?
・チーママ
→ママなんだかどうなんだか曖昧だからアナログ
…って、なんか、さっきから事例がオカシイぞ?
・ボトル入りま~す
→嬢達にとっては、『入った』か『入らなかった』かの違いしかないから
デジタルかな…って、オイ!酒から発想を離せ!
・マスオさんも、どうです一杯?
→こら、ノリスケ!か弱き婿養子を悪の道へと誘うな!
・え?20万円は高すぎるよ~
→しかも、思いっきりボッタクられてるじゃん!
・店入る前に『明朗会計』って言ってたじゃんよ~!
→世の中、そんなデジタル的に割り切れる世界ばかりじゃ
ないって事ですよ。
って事で、アナログ。