【予想事例その1】
・どこかでケーブルが外れていませんか?
→まず、真っ先に疑うべきは、物理的な接続の部分です、
最近の外部ネットワーク接続は、昔の用に単純にモデムから
電話回線につなげるだけではなく、ハブやブロードバンドルータ
ADSLモデムやケーブルモデムなど、途中に様々な機器を
経由している事が多いですね。これらを繋いでいる回線の一つでも
接続が外れてしまった場合は、そこで通信がとぎれてしまいます。
よって、「突然ネットに繋がらない」という現象が発生した場合は
まず、パソコンから外部に繋がるコネクタの線まで、キチンと
接続されているかどうか辿ってみて下さい。
よくある事例は、部屋を歩いていて、ケーブルに足を引っかけて
しまい、ADSLモデムなどの接続コネクタ部分がゆるんでしまう
という事です。特に機器とケーブルを接続する部分であるコネクタ
は、見た目はちゃんと繋がっていても、実際手で繋ぎなおしてみると
接続がゆるんでいたというのは、実に多い事例なので注意して下さい。
「パソコンからのケーブルを順に辿って、接続コネクタを部分を丁寧に
一カ所ずつつなぎ直す」、まずはそこから始めて見てはいかがでしょうか?
・ルータやターミナルアダプタの料金制限に引っ掛かりませんでしたか?
→ルータやターミナルアダプタなどのインターネット接続機器には
あらかじめ制限されている料金を越えると自動接続できなくなる
料金制限機能や、あらかじめ制限されている接続時間を越えると
自動接続できなくなる長期接続制限機能を備えているモノがあります。
これらの機能によりネットの接続が制限されてしまったという可能性
は、考えられませんでしょうか?この制限機能は、基本的にユーザが
あらかじめ設定しておく機能ですが、購入時に適当に設定したまま
その存在を忘れてしまうという事もよくある事の様です。
この場合は、制限を行っている接続機器に対して機能解除の
設定を行う必要があります。押入にしまい込んだマニュアルを
引っ張り出さないといけませんね(笑)
・アダルトサイトからダウンロードした接続用のプログラムを実行
しませんでしたか?
→アダルトサイトで「この続きが見たい方はこれをダウンロードして
実行して下さい!」とかいう謳い文句で送られてくるプログラム
大体はディスクトップ上に変なアイコンの形で現れます。
これを迂闊に実行してしまうと、アナタのパソコンのネットワーク
接続環境を好き勝手にいじくり回されてしまった挙げ句、
非常に高額な料金のかかるサイトに接続されてしまったり
ネットに繋がらなくなったりと、困ったことが目白押しに
なってしまいます。
・ルータ、モデム、ハブなどのネットワーク接続機器のコンセントが
はずれていませんか?
→部屋で歩き回っていて、つまずくのは何も回線ケーブルだけでは
ありませんね、コンセント用の電源ケーブルにつまずく事だって
あるわけです。最近はやたらと種類の多いネットワーク接続機器
本音を言えば、一台にまとめて欲しい所でしょうが、そうも
言ってられません。あっ!今日もアナタはADSLモデムの
電源ケーブルに足を取られてしまいました。
コンセントが外れたワケではありませんが、実はADSLモデムと
電源ケーブルの接続部分がゆるんでしまい、ADSLモデムの電源が
切れてしまいました。これに気づかなかったアナタは、「ネット繋がら
ネー!」と言って大騒ぎを始めるワケです。
・同じくネットワーク接続機器が長時間運転で熱暴走などを起こしていませんか
→リセットする事をオススメします、リセットボタンが無い場合は一度
コンセントを引き抜いて、しばらく機器を冷ましてから再度コンセントを
差し込んで下さい。実は、この現象は今回記事の元ネタになった事例です。
すぎエモンの家は、ブロードバンドルータ経由でADSLに接続している
のですが、無線LAN経由で接続しているノートPCからも、有線LAN
経由で接続しているディスクトップPCからも全くネット接続が突然接続
できなくなってしまったのです。
色々悩んでいたのですが、ブロードバンドルータのコンセントを引き抜いて
電源の再起動を行った所、アッサリと問題は解決してしまいました。
どうやら、ブロードバンドルータが熱暴走気味だった様なんですね~。
・ADSLや無線LANで接続している場合、外部からのノイズを
拾っていませんか?
→ADSLや無線LANは、「ノイズに弱い」という共通の問題点を
抱えています。無線LANは、ISMバンドと言われている
電子レンジと同一の周波数帯域の電波に弱く、余りにも
ノイズの影響が酷いと、ネットに繋がらないという事象が
発生してしまいます。この場合は、ノイズ源を除去する、
パソコンと無線LANアクセスポイントを近づけるなど
という対処が必要になります。
また、ADSLモデムの場合は、パソコンからADSLモデム
までのLAN回線も部分は比較的ノイズに強いのでケーブル長を
長くしても構わないのですが、ADSLモデムから電話回線の
差し込み口までの電話回線部分は、非常にノイズに弱く、
この回線のケーブル長は可能な限り短くする必要があります。
ADSLモデムは、電話回線の差し込み口にできる限り近づけて
接続には標準添付されている30Cm以内の電話回線ケーブルを
使用する様にして下さい
・ADSLモデムのADSLランプが点滅していませんか?
→ネットに繋がらない場合は、ADSLモデムの「ADSL」と
書かれている部分のランプの点灯状態も確認して下さい。
ずっとランプがつきっぱなしの場合は問題ないのですが、
ADSLランプがチカチカ点滅している場合は「ADSLは
現在使用できませんという意味になります」この様な場合は、
プロバイダや電気通信回線事業者(NTTなど)側に問題がある
可能性も考えられます。一通りの基本動作をしてもWebサイトへの
接続ができない場合は、素直にサポートセンター窓口に電話しましょう。
「ADSLランプが点灯しているんですが?」と相談すれば、何かしら
の対策もしくはアドバイスをしてもらえるはずです。
・ウイルスやワームに感染して、コイツらに悪さを働かれていませんか?
→ウイルスやワームの中には、CPUの使用率を100%にするものや
ネットワークの通信を阻害するもの、自分自身で大量の通信を行うもの
などタチの悪い連中も数多く存在します。
如何でしたでしょうか?今回の事例以外にも、原因として考えられる事は
たくさん考えられます。しかし、トラブルが発生した場合も慌てず、
一つ一つ丁寧に調査を行う事で、原因を突き止める事が出来る事が
多いので、諦めず解析して下さい。以下の予想事例は読まなくていいです。
【予想事例その2】
・パソコンがダイコンにすり替えられていませんか。
→いつもより、妙にタイピングに手応えがない、手触りがみずみずしく
なった、辛味があるなどの自覚症状がある場合には要注意です。
この他にも、レンコンやマザコンなどにすり替えられる可能性も
ありますので、十分注意して下さい。
・ネットワーク接続機器のコンセントを鼻の穴に差し込んでいませんか?
→相当の達人でない限りは、鼻の穴から電源を供給する事は不可能です。
いくら差し込みやすい形状だったからといって、コンセント以外の部分
に差し込むのは止めましょう。
・アナタの部屋が、水没していませんか?
→最近の電子機器は、ドイツもコイツも貧弱で、ちょっと水に濡れただけ
で、壊れてしまいます。よって、部屋が水没しているというのは
ちょっと、論外の様な気がします。何があったかはあえて触れませんが
早く逃げ出した方が良いのではないでしょうか?
・そもそもネットの意味をはき違えていませんか?
→ネットの意味を勘違いして、投網やハンモック、または
南野陽子のヒット曲「吐息でネット」などをパソコンに
無理矢理接続しようとしていませんか?
不毛な行為なので、できればお止め下さい。